新型コロナ専門病院設置のために妊婦も急遽転院 追加負担はどうするのか直撃した
都立広尾病院に入院中の妊婦が転院の際の追加負担分で物議。東京都の見解とは…
2021/01/14 18:00
新型コロナウイルスの入院患者が増えて病床がひっ迫する中、東京都は都立広尾病院など三つの病院で、新型コロナの患者を重点的に受け入れて実質的に専門病院とする方針を明らかにした。
そんな状況下で広尾病院に入院中の妊婦らが、ほかの病院に転院を余儀なくされ、その際の追加費用について不満をもらしている。
■「追加負担しない方針」と言われた
SNS上などでは、入院中の妊婦が「民間の病院に転院すると、20万円以上の追加負担が生じるが、『都はその分の補填はしない方針』と言われてしまった」と訴えている。また、転院先が決まっていない妊婦もいる現状だ。
■山尾志桜里議員もコメント
この件に関して、国民民主党の山尾志桜里衆議院議員は自身のツイッター上で、「やはり!コロナ対応の集約と役割分担は必須だけれど、転院を余儀なくされる患者さんの精神的不安・経済的負担を政治がしっかり支えなければいけません」。
「速やかに党内でも議論して、最善の策を練りたい。」と投稿した。