プラモデルコンテストで子供の作品に誹謗中傷 運営の真摯な対応に称賛の声
未就学児から小学生を対象とした『こどもプラモコンテスト21』で誹謗中傷コメントが発生。運営の対応に称賛の声があがっている。
未就学児から小学生を対象としたプラモデルコンテストである『こどもプラモコンテスト21』。参加者の作品に誹謗中傷コメントが寄せられたことを受け、運営が声明文を発表し、ネットユーザーから称賛の声が多数寄せられた。
■小学生以下のプラモデルコンテスト
今回のコンテストは、完成したプラモデルの写真を公式サイトに送るとともに、参加者登録手続きをするとエントリーされる仕組みになっており、コンテストの公式ツイッターはエントリー作品を紹介していた。
作品の中には、戦艦のプラモデルを作成したものや、『機動戦士ガンダム』シリーズに登場するモビルスーツが、エプロンを着けて庭掃除しているものなど、創意工夫が凝らされているものも多い。
しかし、それらの紹介ツイートに「子供がエアブラシを使うってなにか間違ってる」「親が作って、子供の名を借りて投稿しているのでは?」といった誹謗中傷コメントが寄せられていた。
■運営は声明文を発表
これらの誹謗中傷コメントを受け、運営側は声明文を発表。「根拠なき発言が外部の第三者から、お子さまの作品に向かって突きつけられる現状は、主催者としてもイチ模型人としても、また小学生の子を持つ者としても、ただひたすら悲しいことであります」とコメント。
コンテスト参加者の保護者に向けて「この度のTwitter内での事案に付きまして、ご不安を抱かせてしまったかと存じます。まずここに深くお詫び申し上げます」と謝罪し、「何度も同じことを繰り返す人物が発生しました際には、主催者として法的対応も視野に入れて動く所存です」と説明している。