内村航平選手との契約断念 リンガーハットの「正直な発表」に声援相次ぐ
リンガーハットが、体操・内村航平選手との所属契約の継続を断念したと発表。新型コロナの深刻さに驚く声も目立っている
12日、長崎ちゃんぽんで知られる外食チェーン『リンガーハット』は、体操男子・内村航平選手との所属契約について、2020年の12月31日をもって継続を断念したと発表した。
■新型コロナ直撃で業績悪化
同社は、内村選手との契約継続を断念した理由について「コロナ禍における想定をはるかに上回る業績悪化により、苦渋の決断」と発表。
内村選手に対しては「創業の地・長崎県出身のレジェンドアスリートとして、リンガーハット社員一同、応援し続ける」ともコメントしている。
2016年12月より、日本初のプロ体操選手として活動してきた内村選手。リンガーハットとは2017年3月から契約を結んでいた。
■誠実な発表に声援相次ぐ
インターネット上では、新型コロナの深刻な影響に驚く声が多く上がる中、リンガーハットが内村選手との契約を断念した理由を正直に発表している点に着目したユーザーが多数。
「正直に業績が理由だと言ったリンガーハットはいい企業」「リンガーハットさん、潔い」「言い訳しないリンガーハット、信頼出来る企業」「内村選手もリンガーハットもどっちも応援しよう!」と、好意的な反響が相次いでいる。
■内村選手もコメント
内村選手も、12日に自身のSNSを更新。
リンガーハットとの所属契約が終了したことを受けて「リンガーハットさんには、プロ転向してから今までの4年間サポートしていただき、本当に感謝しています」「現在コロナの状況はとても厳しいですが、感染対策をしながら体操を頑張ってまいります。これから新しい環境でのスタートとなりますが、引き続きみなさん応援いただければ嬉しいです」とコメントしている。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)