新型コロナで嗅覚障害 火災発生も煙に気づけなかった女性が自宅を失い茫然
もし煙のにおいに早く気づいていたら、女性は住む場所を失う前に消火できたのかもしれない。
■火災の原因
女性によると、火災が発生した日はクリスマスということもあって、寝室のキャンドルに火をつけ飾ったのだという。だが火が燃え移らないよう他のものとは離してあったことから、これが火災の原因になった可能性は低いと考えているそうだ。
当局も原因究明に向け慎重に調べを進めているが、現時点では断定に至っていないという。
■8割が新型コロナに恐怖
しらべぇ編集部が全国10~60代の男女1,880名を対象に調査したところ、全体の79.2%が「新型コロナウイルスが怖い」と回答した。
特に怖いのは重症化だろうが、そこまで悪化しなくても嗅覚障害を含む様々な症状に悩まされる人が多くいる。この女性も、長引く嗅覚障害のせいで火災発生に気づくのが遅れてしまった。
住む場所をいきなり失い「途方に暮れています」と話す女性だが、死なずに済んだのはまさに不幸中の幸いだった。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)
対象:全国10代~60代の男女1,880名(有効回答数)