張本勲氏、新型コロナ患者への苦言に賛否 「自分でかかるのは自業自得」

大相撲でコロナ感染者が相次ぐ現状に張本勲氏が…

■「自業自得」発言に批判も

新型コロナウイルスの感染がスポーツ界のみならず、日本に広がっていることに警鐘を鳴らした張本氏に「良いこと言った」「確かにもっと気をつけてほしいとは思う」と視聴者から同調の声が上がる。

しかしネットではそれ以上に「自業自得とは何事か」「自業自得という表現は良くない」「コロナになった人を責めるのはおかしい」「コロナ感染者を全て不始末と考えるのは不適当だ」という批判が出ている状況だ。


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■7割が「責める風潮はおかしい」

張本氏は「コロナに感染しないよう日本人はもっと気をつけるべきだ」と言いたかったようだが、「感染者を自業自得」と責めたことで、受け取り側の印象が変わってしまった感がある。

感染者を責める考えは国内外で広がっており、異を唱える人も多い。しらべぇ編集部が全国の10~60代を対象にした調査では、66.3%が「コロナ感染者を責める風潮はおかしいと思う」と回答しているのだ。

新型コロナ感染者を責める風潮はおかしいと思う人の割合1人1人がコロナに感染しないよう気をつけるのはもちろんだが、どんなに気をつけていても感染してしまう可能性は誰にでもある。批判したくなる感染例があることも事実だが、ネット上では張本氏がコロナ患者を「自業自得」と表現したことに、違和感を覚える視聴者が多かった。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年9月18日~2020年9月23日
対象:全国10代~60代の男女1,844名 (有効回答数)

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