「愛する飼い主を守りたい」 命がけで救い死んだ犬に称賛の声
ある小型犬が、飼い主に危険が迫っていることを察知。勇気ある行動で見事に救い、天国に旅立った。
大好きな家族に、危険が迫っている。それに気づいた犬がたまらず飛び出し身代わりになったことを、『The Sun』などが伝えた。
■雪遊びに夢中になった少年
ロシア北西部のコミ共和国で暮らすある少年(10)が、深く積もった雪に大興奮。午後7時になっても家の外ではしゃぎ、高く積もった雪の後ろに回るなどし、かくれんぼを楽しんだ。
その様子をじっと見ていたのは、なんと狼。少年はその存在にまったく気づかず遊んでいたが、飼い犬(ジャック・ラッセル・テリア)のジェシーは、狼を見逃すことはなかった。
■少年を救おうとした愛犬
少年がいる方向に、ゆっくりと静かに進んだ狼。その様子を見たジェシーは猛スピードで走り、狼に果敢に立ち向かった。だが太刀打ちできず、噛みつかれた小さなジェシーはそのまま狼に連れ去られた。
ジェシーの鳴き声を聞きショックを受けた少年は、その場から駆け出し家へ。「ジェシーが狼に襲われた」という少年の話を聞いた両親はすぐに地元の猟師や友人らに連絡し、救いを求めた。