菅総理、『報ステ』で国民にコロナ予防を呼びかけも批判殺到 「とっくにやってる」
『報道ステーション』で菅総理が発したコメントに、国民からの怒りが殺到。
菅義偉総理大臣が、8日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)に出演。新型コロナウイルス対策について語ったが、SNSでは最後のコメントに批判が集まった。
■事前収録で出演
菅総理は事前に収録された録画方式で出演。メインキャスター・富川悠太アナウンサーと受け答えする形で、コロナ対策を中心に、東京五輪開催の是非なども語っていった。
前半には、首都圏を対象にきのう発出された緊急事態宣言の解除目標について、「分かりやすいのは、感染者が下向きになる、これは一番大事」と発言。さらに、「やはり、マスク・手洗い・3密回避が基本」と、日常レベルでの対策が重要だとの認識を改めて示した。
■国民へのメッセージで…
そして迎えたラスト、富川アナは総理に「国民へのメッセージ」を求める。総理は緊急事態宣言が出された首都圏に対して、飲食や夜8時以降の外出自粛を求めたのち、「ご協力いただければ、何としてもしのぐことができると思っています」と述べていく。
続けて、全国の国民にも「やはり、マスク・手洗い・3密回避。こうした基本的なことをしっかりやっていただいて、国民の皆さんのお力を借りて、この難局をどうしても乗り越えていきたい。そのためには、是非ご協力をお願いしたい」とコメント。
過去最多の感染者数を記録し続ける現状において、感染が広まった当初から叫ばれている対策を繰り返し述べるに留まってしまった。
■当たり前すぎる発言に怒りが殺到
すると、SNSには「そんなこと国民はとっくにやってるわ! 発信力が致命的に欠けている」「言ってることが去年から同じ。マスク3密でダメだから今の状況になってるんだ」「『今さら何を言ってんだよ』と本当に怒りがこみ上げてきます」「いやそれはみんな知ってるし、それでも感染爆発してるからどうしましょうって聞いてるんだけど…」などと厳しい声が殺到。
インタビュー中、SNSでは終始にわたり厳しい反応が目立っていたが、視聴者は最後のコメントでついに爆発してしまったようだ。
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)