イジメを受けるゆりやんを救った父親 発案した家族ルールに「素敵」の声
中学時代にいじめに遭っていたゆりやんレトリィバァ。苦しい日々が続いたが、父親が発案した「とある家族習慣」のおかげで乗り越えられた。
タレントのゆりやんレトリィバァが8日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演。中学時代にいじめに遭っていたが、父親が発案した家族習慣で乗り越えたことを明かした。
■テニス部でいじめ
当時所属していたテニス部で「キャプテンになりたい」と宣言したゆりやん。しかし、練習もまともにしていなかったことから部員から反感を買ってしまい、悪口を言われたり、部活で「走ります」と言っても誰もついてこなかったり、ボールをぶつけられたりといじめに遭ったという。
「イヤやなと思いましたし、学校に行くのもイヤやな、休みたいな」と悩んでいたが、「ここで学校に行くのを辞めたら、私のことをいじめる人たちの思う壺やから辞めずに行こう」と決意。その背景には、家族の支えがあったようだ。
■父発案の「今日でき」
ゆりやんの家庭では、午後9時に父親が会社から帰宅すると、その日あった出来事を共有する「今日でき」という家族ルールがあった。
面倒で何も話さなかったゆりやんだが、父親に「そんなわけないやろ。毎日報告することを考えて生活しなさい」と怒られたことから、自然と家族に相談する習慣ができていたため、いじめが始まったときも気軽に相談できたという。
いじめを打ち明けると父親は、ゆりやんの落ち度についてはしっかりと叱り、理不尽な部分についてはゆりやんの味方になって「明日はこのように言ってみたらどうや」とアドバイスをくれたとのこと。アドバイス自体は役に立たなかったと話すゆりやんだが、毎日親身になって話を聞いてくれたことで「支えてもらってた」と実感できたようだ。