菅首相が開催意向表明の東京五輪 実施に否定的な意見は7割超え
新型コロナウイルスの影響で2021年に延期となった東京五輪。開催についてどう思うか聞くと…
4日、菅義偉首相が記者会見で2021年に延期された東京五輪について、「人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証として大会実施に向け準備を進めたい」と予定通り開催する意向を示した。
反応は賛否両論だが、「開催できるとは思えない」「この状況で安全だと言えるのか」とネット上では批判の声が目立っている。
■東京五輪開催についてどう思う?
東京五輪の開催について世間はどう感じているのか。しらべぇ編集部は2020年12月に全国の10~60代の男女3,140名を対象に調査を実施した。
結果、「開催に賛成」と答えた人は23.3%。多くの人は、世界的な新型コロナウイルスの流行が収束しない中では、「開催しないほうがいい」と考えている。
■賛成する人が多いのが?
開催に賛成する人を年代別に見てみよう。
スポーツ好きが多いと思われる20代男性の割合が高く、31.3%。1964年の東京五輪開催時には生まれていた60代男性も30.7%と3割を超えている。
女性は開催に否定的な人が多く、20代は13.3%と最も低い。スポーツへの興味が低いことが影響しているのだろうか。