「自分はコロナに感染しない」と自信をもつ人たち もっとも割合が高い年代は…
感染拡大が心配される新型コロナウイルス。中には「自分は感染しない自信がある」という人も…。
1月5日には東京都で新規感染者数が1,200人を超えるなど、今も猛威をふるっている新型コロナウイルス。菅義偉首相は同日、東京都、埼玉、千葉、神奈川を対象とする緊急事態宣言を7日に発出する方針を表明している。
■危機意識が低い人に批判の声も
一人ひとりが危機意識をもって感染対策に取り組むことが大切だが、大晦日の渋谷スクランブル交差点では、多くの人で大混雑する「カオス状態」に。SNS上でも批判が殺到し、「なぜ感染しないと思えるのか」「自粛している自分がバカらしくなる」といった声が相次いでいた。
ちなみにしらべぇ編集部の調査データによれば、全体の36.6%が「新型コロナウイルスへの危機感が薄れている」と回答していることも判明。中には「重症化しないから自分は大丈夫」という人や、「自分は感染しないという根拠のない自信がある」という人もいるだろう。
■感染しない自信がある人は…
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女3,140名に調査したところ、全体の15.4%が「自分は新型コロナウイルスに感染しない自信がある」と回答。
不要不急の外出を避け、しっかりと感染対策しているという人も含まれるだろうが、それでもおよそ6人に1人が「自分は感染しないはず」と思って日々を過ごしているようだ。
■10代がもっとも多い結果に
また、性年代別で比較すると、男性は20代、女性は10代がもっとも高い結果に。世代別で比較すると、10代は男女共に2割を超えている。
いつどこで感染するかわからない新型コロナウイルスだけに、「自分だけは大丈夫」と根拠のない自信をもって過ごすのは危険だ。冒頭と重複するが、感染拡大を避けるためにも、一人ひとりが危機意識をもって毎日の生活を送ることを大切にしたい。
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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)
対象:全国10代~60代の男女3140名(有効回答数)