市川海老蔵、国と都のやりとりに「少し違和感」 ネットで複雑な心境を吐露
市川海老蔵が1都3県で緊急事態宣言検討のニュースを受けて「国と都のやりとりに少し違和感を感じてしまう」と発言し話題に
歌舞伎俳優の市川海老蔵が、自身の公式ツイッターを更新。7日にも1都3県で緊急事態宣言が発令される状況下で、「国と都のやりとりに少し違和感を感じてしまう」とツイートし、注目を集めている。
■国と都のやりとりに違和感?
国と都のやりとりに
少し違和感を感じてしまう。
要請したのに応えないとか
要請したら実行するとか、
疑問なり、、— 海老蔵 (@EBIZO_DES) January 4, 2021
菅首相は、4日に行われた記者会見にて、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の1都3県を対象に、7日に緊急事態宣言の発令を決める方針を発表した。さらに東京都の小池百合子知事は、臨時会見で、都民に不要不急の外出自粛を強く求める声明を出している。
海老蔵は4日、「国と都のやりとりに 少し違和感を感じてしまう。要請したのに応えないとか要請したら実行するとか、疑問なり……」と複雑な心境を吐露し、多くの反響が寄せられている。
■誤字に「少し心乱れてました」
難局ですね。
ごめんなさい、
少し心乱れてました。
失礼。— 海老蔵 (@EBIZO_DES) January 4, 2021
さらに海老蔵は、「緊急事態なのですから力を合わせてこの難曲(原文ママ)を乗り越えてほしいと切に願います」と発言。
後に、難局、を、難曲、と表記したことに気が付き「難局ですね。ごめんなさい、少し心乱れてました。失礼」と訂正し、深刻な事態に心が揺れていることを告白している。
海老蔵の投稿には、「同じ気持ちです。心穏やかではいられません」「誰しもが心乱れます」「心が乱れて当然だと思いますよ」といった共感の声が続々と寄せられている。
■在宅勤務が難しい職種も
不要不急の外出自粛を強く求める意向を発表した東京都だが、在宅勤務が難しい職種もあり、通常通り外出する必要性がある人も少なくない。
昨年の4月に、しらべぇ編集部が全国の10~60代の男女1,880名に「1回目の緊急事態宣言下の行動」について聞いた調査では、22.1%が「通常通り外出していた」と回答。
職業別に見ると、最も割合が高かったのは公務員で30.6%。警察官や消防士、医療系公務員など「休めない職業」が含まれていることが影響しているのではないかと思われる。
■『初春海老蔵歌舞伎』の真っ最中
歌舞伎を含む演劇界がコロナ禍で受けたダメージは大きく、海老蔵は昨年、1度も歌舞伎座の舞台には立っていない。
現在は1月3日より開幕したお正月公演『初春海老蔵歌舞伎』の真っ最中でありながら、2人の子供を育てるシングルファーザーとして奮闘する姿に、応援や励ましの声も相次いでいる。
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(文/しらべぇ編集部・星子)
対象:全国10代~60代の男女1,880名 (有効回答数)