宮根誠司、コロナ元患者への差別や偏見に警鐘 SNSで反響集める
新型コロナウイルスの後遺症に苦しむ元患者への差別・偏見に、『Mr.サンデー』司会の宮根誠司が強い問題意識をにじませた。
■元患者に立ちはだかるハードル
番組は新型コロナウイルスに罹患した男女3名に取材を行い、コロナの後遺症について報道。取材対象者からは、味覚や嗅覚の異常が続くといったほか、倦怠感で布団から出られない、気分が落ち込む、PTSD、記憶力が低下するなど、幅広い症状が語られていく。
さらに番組は、後遺症に伴い、元患者の社会復帰にハードルが立ちはだかっていることも訴えかける。30代の女性は、後遺症としての咳が「まだ治っていないのでは」と、職場から白い目で見られてしまうのだという。
■強い問題意識を…
さらに女性は、保健所から療養終了による就業許可が出ていても、職場から「もう一度確認してほしい」と言われ、治っていることが理解してもらえないつらさを口にする。
これに対し、宮根は「感染して回復された方は、抗体が半年くらいもつということで、逆に言うとこの人達は『鎧』というか武器を持ってらっしゃる」とコメント。コメンテーターの木村太郎氏に話を振る形で、偏見から来る元患者への差別的な感情に問題意識を訴えかけた。