10代娘が「タトゥー入れたい」 願いを叶えた父親とショックの母親が激突
寛容な良い親か、それとも甘いだけのダメな親か。娘の意外な希望を聞き入れた父親に、母親が激怒した。
「私、タトゥーを入れたい」。娘にそうねだられた父親が理解を示し、タトゥーパーラーに連れて行った。これに驚いた母親が裁判を起こした経緯を、『Daily Mail Online』などが報じた。
■娘の願いを叶えた父
2019年のこと、オーストラリアで暮らすある父親が、娘(当時16)に「パパ、タトゥーを入れたいの」とねだられた。父親も体にタトゥーを入れていたことから、娘に「ダメだ」とはどうしても言えなかった。
そこで父親は娘を連れてタトゥーパーラーに行き、好きなデザインを選ばせ彫ってもらうことに。場所は外くるぶしの少し上で、直径は7~8センチほど。ドリームキャッチャー柄のタトゥーはかなり目立つが、娘が「どうしても!」とねだったのだという。
■衝撃を受けた母が提訴
母親は離婚し、娘とは3年ものあいだ深くかかわらずに暮らしていた。
しかし娘がタトゥーを入れたと知り、父親に激怒。16歳の娘にタトゥーを許可するなどあり得ないと憤って提訴に踏み切り、「娘の体に傷がついた」「これは傷害罪に等しい」と主張した。
父親は「母親に知らせる必要はないと思った」と話し、無罪を主張。娘は母親の反応を「ひどすぎる」と責め、「パパは何も悪い事はしていない」「私が自分で決めたことなのです」と現地メディアに語っていた。