植毛目的の理容師が団体で海外旅行 帰国後の新型コロナ感染拡大に町が激震

帰国後、新型コロナウイルス感染が明らかになった男性。その後に町で感染が急速に拡大し、住民の生活にも大きな影響が及んだ。

■男性の言い分

よりによってこのような時期に、多くの客を引き連れトルコに行った男性。クラスター発生が明らかになるなりSNSなどで批判されているが、男性は感染予防には努めていたと主張している。また男性は頭の毛を気にし、「このストレスで毛が抜けませんように」とコメント。

さらに「僕は自分がトルコで感染したとは考えていない」「休暇ではなく医療(植毛)目的で行ったんだ」「許可されたから行っただけ」「そもそもクラスターなら他の場所でも起きているはずだ」とも主張した。

当局はクラスターの発生経緯を調査中で、男性らがその原因になったとは結論付けていない。


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■感染者を責める風潮も

しらべぇ編集部が全国10~60代の男女1,844名を対象に調査した結果、全体の66.3%が「新型コロナ感染者を責める風潮はおかしいと思う」と回答した。

新型コロナ感染者を責める風潮はおかしいと思う人の割合

誰でも感染し得る新型コロナウイルス。感染者を虐げ差別することは、絶対にしてはならない。

だが男性が大人数で外国に行った事実もあることから、同じ町で暮らす人々の心境はやはり複雑だ。「このような時期なのだから、植毛は延期すればよかったのでは?」という声が多く上がっている。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年9月18日~2020年9月23日
対象:全国10代~60代の男女1,844名 (有効回答数)

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