植毛目的の理容師が団体で海外旅行 帰国後の新型コロナ感染拡大に町が激震

帰国後、新型コロナウイルス感染が明らかになった男性。その後に町で感染が急速に拡大し、住民の生活にも大きな影響が及んだ。

団体旅行
(YakobchukOlena/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

薄毛を気にしていた男性が、多くの知人を引き連れ外国へ。植毛手術を受けて帰国したが、新型コロナウイルス感染が明らかになり、生活拠点の町で騒動になっている。痛烈な批判を受けた男性の主張を、『The Sun』など海外メディアが伝えた。


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■トルコを訪問した一行

新型コロナウイルスの感染拡大で世界が揺れるなか、スペインで理容師として働く男性(36)がトルコ訪問を決めた。17人の客と一緒に現地入りした目的は、なんと植毛だった。滞在期間は3日。目的を果たした一行はスペインに戻り、空港からの移動にはバスを利用したという。

だがその後、バス運転手の新型コロナウイルス感染が明らかに。男性らは帰国後も普通の生活を続けていたが、運転手の件が判明したことから、検査を受けた。

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■感染拡大で揺れた自治体

検査の結果、男性の感染が判明。一緒にトルコに行った客の多くも陽性だった。それに続き多くの町民が検査を受け、男性らを含む計29人の感染と約250人の濃厚接触者が確認されたという。

この地域には500人以上の児童が通う小学校があるが、児童らの家族にも感染者が出たことから休校に。いくつかの店も休業を余儀なくされたといい、当局も対応に追われている。

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■男性の言い分