新型コロナ、ばいきんまんに致命的な影響 秘密基地の環境に「過酷すぎる」の声も
アンパンマンこどもミュージアム内でのアナウンスが、よくよく考えると「怖すぎる」と話題に。その原因とは…。
漫画やアニメ、小説をはじめとする「名作」には、味方だけでなく敵サイドにも魅力あふれるキャラクターが多数。中には主人公より人気がある敵キャラも、決して少なくない。
近ごろネット上では、大人気アニメ『それいけ !アンパンマン』のばいきんまんに注目が集まっている。
■「ばいきんまん」と言えば…
アンパンマンの永遠のライバルとも言えるばいきんまんは、作中でも重要なポジションを占めている。自ら発明した様々なメカを利用してアンパンマンをピンチに追い詰める…のだが、最終的に返り討ちに遭ってしまうのが毎度のお約束。
「バ〜イバ〜イキ〜ン!」という捨て台詞と共に吹っ飛ばされていく姿を見て、子供心ながらに「勧善懲悪」という言葉の片鱗に触れた人もいることだろう。
一方でメタ的な視点から見ると「ばいきんまんがいなければ物語が進まない」という事実も存在するため、このことからばいきんまんを「絶対悪」でなく「必要悪」と捉えるファンも少なくない。
■この環境は過酷すぎる
顔が濡れてしまうと力が出ないアンパンマン同様、ばいきんまんにも弱点が存在する。体が「黴菌(ばいきん)」でできている彼は清潔を嫌い、「石鹸」など殺菌作用がある物質が大の苦手なのだ。
しかしネット上では、そんなばいきんまんの秘密基地が「とんでもなく過酷な環境になっている」と話題に。注目が集まったのは、ツイッターユーザー「ガナドウ」さんが19日に投稿したツイート。
バイキンマンの基地で子供と遊んでたら、笑顔のお姉さんが
「バイキンマンのおうちの殺菌タイムでーす!」ってアナウンスしてて怖かった pic.twitter.com/DgVjLWsjpc— ガナドウ (@gana_dou) December 19, 2020
子供と『アンパンマンこどもミュージアム』にある「バイキンひみつ基地」で遊んでいたという「ガナドウ」さんだが、笑顔の女性スタッフによる「ばいきんまんのお家の殺菌タイムでーす!」というアナウンスに衝撃を受けてしまう。
ツイートにはこちらのアトラクションに対する注意書きの写真も添付されており、「クローズタイム」「消毒作業を行なうため下記のお時間はバイキンひみつ基地内で遊べません」と記されていた。これには「ガナドウ」さんもつい、「2時間に1回殺菌されるのは、ばいきんまんも大変だろうな」と感じてしまったそうだ。
新型コロナウイルスの影響を考慮すると仕方ない措置と言えるのだが…ミュージアムに話を聞いてみると、さらなる衝撃的な事実が明らかに。