医学生でインフルエンサーの美女による母親殺人 内臓えぐり出す狂気に衝撃拡がる
美人で知能指数が高く、同性からも絶大な支持を得ていたインスタグラマーによる、残酷な殺人事件。彼女は医者になる夢もモデルの仕事も、全て失ってしまった。
ある若い女が母親を刺したとして逮捕・起訴され、このほど裁判所に出廷した。母親が生きている間に複数の内臓をえぐり取ったとみられ、その残酷さが世間を震撼させている。オーストラリアの『7NEWS』やケニアの『Kenyan News』などが報じた。
■母親への残虐行為
東ヨーロッパ・モルドバ共和国の医学生でありインスタグラマーとして、自国では有名なインフルエンサー的存在だった、21歳のアンナ・ライコビッチ。
そんな彼女が包丁で母親のプラスコヴィヤ・ライコビッチさん(40)を刺した後、まだ呼吸をしているにもかかわらず、体を切り裂き、心臓、肺、腸などを抜き取った疑いがもたれている。
さらに、これらのむごたらしい犯行の後でシャワーを浴び、何食わぬ顔で彼氏に会いに出かけていたという。
■親子仲に亀裂か
同容疑者のおじは、メディアの取材に「もとは仲の良い家族で、母親は娘をかわいがり、ふたりはいつも一緒だった」「警察も、他に疑わしい人物がいないか、徹底的に捜査すると言ってくれた」と語っている。
だが地元メディアは、プラスコヴィヤさんが仕事先のドイツから戻った際に、トラブルが生じたとも報じている。アンナの薬物使用を疑い、治療を受けるよう説得したことで、母と娘の間に深い溝ができたというのだ。
■法廷で見せた驚きの態度
法廷に立つアンナ被告の様子が動画で公開されたが、反省の様子もなく、被告席に横たわってネイルを整えている姿に、人々は強い衝撃を受けている。
記者から「この残虐な殺人行為に責任を取るつもりは?」と質問されると、笑いながら「さようなら!」と答えるのみだった。
■失望するファンが続出
医学生として勉学に励み、医師を目指すかたわらインスタグラマーとしても活躍していたアンナ被告には、彼女に憧れる約1万人ものフォロワーがいた。才色兼備なインフルエンサーだった彼女が、じつはとんだサイコパスだったとわかり、ファンのショックや失望感は計り知れない。
この事件でアンナ被告を擁護する声はまったく上がっておらず、「育ててきたお母さんが気の毒」「こんな冷酷な人が医者にならなくて、本当によかった」という声もあるようだ。
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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ)