映画『鬼滅の刃』が興行収入300億円超え 一部では「複雑」の声も…
『鬼滅の刃 無限列車編』の興行収入が300億円を突破。歴代1位に迫る勢いだが、ジブリファンからは複雑な思いが…
14日、『鬼滅の刃』公式ツイッターは、アニメ映画『鬼滅の刃 無限列車編』の観客動員数が2253万9385人、興行収入が302億8930万7700円となったことを報告。大きな反響が寄せられている。
■4DX、MX4Dでの公開も決定
公式ツイッターは「約2ヶ月間、連日大変多くの方にご覧頂き本当にありがとうございます」と感謝をつづり、26日からMX4D・4DXでの上映が開始されることを明かした。
MX4D・4DXの上映は、全国82の劇場で行なわれ、入場者特典として全国合計30万名に「無限列車切符風アクリルキーホルダー」が配布されるとのこと。
劇場版「鬼滅の刃」無限列車編、公開59日間で観客動員 2253万9385人(興行収入 302億8930万7700円)となりました。約2ヶ月間、連日大変多くの方にご覧頂き本当にありがとうございます。12/26よりMX4D・4DX上映もして頂ける事になり深く御礼申し上げます。楽しんで頂ければ幸いです。#鬼滅の刃
— 鬼滅の刃公式 (@kimetsu_off) December 14, 2020
■「歴代1位の男」まであと一歩
投稿のコメント欄には、「鬼滅300億超えは凄すぎる!」「鬼滅ファンとして、本当に泣くほどうれしい…」「この勢いで500億くらいまで突っ走ってもらいたい」など、300億という大台達成を喜ぶファンからの声が多数寄せられており、「鬼滅4DX」「300億の男」「歴代1位の男」といった関連ワードがトレンド入りを果たした。
中には、劇場版の大ヒットを記念して、同映画のメインキャラクターといえる煉獄杏寿郎のケーキを用意して祝うユーザーや、オリジナルイラストを投稿する人も。
■一部では複雑な思いのファンも…
公開からわずか59日間で興行収入302億円を達成した『鬼滅の刃』。興行収入308億円を記録し、歴代1位の座を19年間守り続けてきた『千と千尋の神隠し』まであと6億円と、ついに歴代1位が射程圏内となった。
これに対し、ツイッター上では「鬼滅は嫌いじゃないけど、千と千尋の神隠しを超えるのはなんかな…」「正直、認めたくない気持ちが強い」「なぜか素直に喜べない」と、複雑な心境を吐露するジブリファンも見られた。
さまざまな声があがっている『鬼滅の刃』だが、はたして煉獄は「歴代1位の男」となれるのだろうか…。
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(文/しらべぇ編集部・北田力也)