約560種類のボードゲームを遊べる箱根の宿が話題 若旦那にその魅力を直撃
日本有数のボードゲーム所有数を誇る源泉かけ流しの宿が話題。その魅力とは…
2020/12/06 10:20
ボードゲームといえば、日本では「人生ゲーム」や「オセロ」などを思い浮かぶが、広義ではカードゲームやダイスゲームといったテーブルゲーム全般を指しており、「トレーディングカードゲーム」や「将棋」「囲碁」なども含まる。
近年では日本でもオリジナルボードゲームが多く制作されるようになり、全国でボードゲームを遊べる場所が300軒を超えるなど、ボードゲーム人口も年々増えてきた。そんな中、約560種類のボードゲームで遊べる宿が話題を呼んでいる。
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■普段以上のコミュニケーションが
箱根仙石原にある「温泉旅館みたけ」の若旦那・池谷氏は、学生時代にボードゲームと出会い、約10年前から世界各国のボードゲームの収集を開始。海外の通販サイトで直接買い付けを行うこともあるそうだ。
「これだけの数のボードゲームがある宿は、日本にはなかなかないと思う」と池谷氏は話す。「ボードゲームを通じて普段以上のコミュニケーションが生まれることが一番の魅力」と池谷氏。このボードゲームを目当てに、4~5人で「ボードゲーム合宿」を行うリピーターも多いという。
■24時間入浴可能の白いにごり湯
この旅館の自慢に、大涌谷から引いた源泉かけ流し「白いにごり湯」があり、しかもこの温泉は24時間入浴可能だ。
ボードゲーマーたちは、チェックイン後夜通しゲームに没頭し、温泉に入って疲れを癒すといった利用が多いという。基本的には1泊の利用が多いが、合宿の場合は2泊以上するケースもあるそうだ。