13歳から16歳までの少年4名が女性を集団レイプ ネットによる刺激が悪影響か
暗い公園で、突然襲われた21歳の女性。加害者4人全員がまだ少年であることにも、強いショックを受けているという。
学校や家庭でも性暴行事件が起きる今の世の中、性犯罪者の年齢は確実に低年齢化しているという。警察も眉をひそめたある性犯罪事件の話題を、イギリスのメディア『Mail Online』『The Sun』などが伝え、波紋を広げている。
■暗い公園で被害に
英国・サウスヨークシャー州のシェフィールド市にあるダーナルという町で、11月23日の午後6時頃、21歳の女性が少年グループによる集団レイプに遭った。
現場はハイヘーゼルズ・パークという広大な公園で、暗い時間なうえ人影もなかったことから、助けを求めようがない状態だった。警察に被害届を出したのは本人だという。
■性犯罪者が低年齢化
州警察は女性の証言をもとに、事件から9日後に4人の少年を逮捕。全員が身柄を拘留されており、事件に至った経緯などは、今後明らかになるものとみられている。
加害者の年齢は、中学生も含まれる13歳、14歳、15歳、16歳。市民の動揺はひどく、夜間を中心にパトロールを強化するなど警察が対応しているが、近年この国では、性犯罪の一層の低年齢化が悩ましい問題となっている。
■英国史上最年少のレイプ犯
英国では2016年、妹に繰り返し性的暴行を働いていた当時11歳のデヴォン州の少年に対し、裁判所が有罪の判決を下した。少年院への収監はないものの性犯罪者として登録され、インターネットの使用を監視されるなど、成人への処分とほぼ同じ扱いだ。
「国内史上最年少のレイプ犯」として騒がれた一方、子育て世代の間からは「他人事ではない。今の子供たちはネットに氾濫する猥褻な画像や動画から、確実にマイナスの刺激を受けている」といった苛立ちの声も多数上がっていた。
■不審者はあちこちに?
しらべぇ編集部が全国10~60代の1,653名を対象に調査したところ、「不審者を見た経験がある」と回答したのは全体の41.8%だった。
これを性年代別で見ると、10代から40代までは男性より女性のほうが高い割合を示し、ほぼ2人に1人が不審者を見たことがあるようだ。
性的な視線に敏感であることは、我が身を守る意味で大変重要になる。自意識過剰と言われるくらいでも良いのではないだろうか。
・合わせて読みたい→幼女への性犯罪で捕まっても懲りない19歳男 出所後は犬を性的対象に…
(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)
対象:全国10~60代の男女1,653名(有効回答数)