渡部建の会見も該当? 立場を利用したハラスメント被害の実情に驚き

立場を利用したハラスメント被害者がどれだけいるのか調べてみると…

2020/12/05 11:30

■被害者の声は

30代女性のTさんは、上司からハラスメントを受けたという。

「男性社会のなかで営業をしている。人事異動で地方の支社に行ったとき、上司から『女とはやりにくい』と面と向かって言われ、その後も『だから女は』とよく言われた。


私は男性と同じ仕事をこなし、女であることを理由に言い訳をしたこともない。上司だから我慢していましたが、セクハラとパワハラだと思うし、1人で抱え込んで苦しかった。現在は違う支社に移動になりましたが、あの人物は許せない」


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■男性も被害

40代男性のYさんも、パワハラ経験を口にする。

「会社に研修があって、休日にもかかわらず『絶対に休むな』と言われていた。もうその時点でイライラしていたのですが、その研修も精神力を鍛えるとかで、公園のようなところで社訓を叫ばされた。


自分はそういう研修に意味がないと感じていたので、直接社長に改善を要求したのですが、『嫌なら辞めてもらって結構』といわれた。もう全てがハラスメントですよね。もちろん、辞めました」


立場を利用したハラスメントは卑劣といわざるをえない。被害を受けた場合は我慢せず周囲の人に相談し、解決策を模索してほしい。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年7月3日~2020年7月7日
対象:全国10代~60代の有職者959名 (有効回答数)

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