仲良し家族が一瞬で崩壊 隣人にも愛された15歳少年が母親らを殺傷
穏やかで優しかったはずの少年が、家族に刃物を向けた。そして死者も出たことに、隣人たちは大きなショックを受けている。
子供たちを愛し、幸せそうな様子をSNSでたびたび公開していた母親。しかし、いきなり息子に刺されてむごい最期を迎えたことを、『Daily Mail Online』などが大きく報じている。
■幸せそうな家族
オーストラリア・ビクトリア州で暮らしていたある女性(42)には、かわいい子供たちがいた。女性は家族を愛し、満たされた様子を頻繁に撮影してはSNSにアップ。隣人らとのトラブルも皆無で、親切で明るい一家として受け入れられていたという。
しかし今から数年前、女性は夫と破局状態に。離婚に至ったのかなど詳細は伏せられているが、思春期の息子(15)にとっては、苦い経験になったようだ。その頃を知る隣人は、「様子が少し変わったように感じた」と語っている。
■息子が母親を殺害
その息子が、先日いきなり刃物を手にして家族に襲いかかった。通報を受けた救急隊員らが家に入ると、母親、70歳の祖母、3歳の妹がケガを負っていたという。母親については3歳児を守ろうと必死にかばったとみられ、誰よりもひどく刺されていた。
母親はヘリコプターで病院に搬送されたが、ほどなくして死亡。高齢の祖母については今も状態が悪いというが、妹については安定したと報じられた。