年収1000万円でも実家暮らしの「子供部屋おじさん」 ネットで反響相次ぐ
成人しても実家に暮らす「子供部屋おじさん」はあり? 12月2日放送の『モーニングショー』の特集が大きな反響を呼んでいる。
成人してからも実家の子供部屋で暮らす「子供部屋おじさん」というワードが昨年に流行した。2日放送の『モーニングショー』(テレビ朝日系)で特集し、またツイッター上で大きな話題を呼んでいる。
■高収入でも実家に住む男性
番組では、実家に暮らす3名の男性を特集。60代の両親と暮らす30代男性は、年収1,000万円だが今も実家暮らしを選択している。毎月の支出は、実家に10万円を入れ、趣味と交際費で20万円ほど使い、残りは貯金や投資に回しているという。
番組スタッフから会社の近くに家を借りて住む考えはないかのか、と聞かれると、「洗濯してくれて、朝になればご飯が出てきて、つい気楽なもので…」と答える。交際相手を家に呼べないことは気になるとしながらも、「(実家暮らしは)わかっちゃいるけど、やめられない」と話した。
番組ではその他にも、子供の頃の趣味に囲まれながら過ごす40代男性や、両親と仲が良くて今も実家暮らしだという年収700万円の20代男性が紹介された。
■出演者たちの意見は…
実家で住む選択は自由だが、結婚対象として見られないという人も少なくないだろう。斎藤ちはるアナウンサーは、「(結婚相手の)理想は、家を出ていてほしいなっていうのはありますね。(一人暮らしのほうが)自立しているイメージもありますし。自分が(斎藤アナ)一人暮らしをしていないので、家事とかそういう面でも安心」と話す。
また、「実家暮らしは絶対にナシ派」であるコメンテーターの玉川徹氏は、「やっぱり、親っていうのはひとつの殻みたいなものだから、自由にできないわけですよね。彼女を呼べないでしょ? って思うもんね。それで考えたら、絶対に家からだけは出たかったっていうのは本音でしたね」と自身の経験を踏まえてコメント。
番組MCの羽鳥慎一から、実家も職場も東京だった場合どうするかと聞かれると、玉川氏は「そりゃ出ますよ。親のところにいたら干渉されるし、とにかく自由がないですよね」と話した。