「叱る人がいなくなれば終わり」10代女性の7割も 相手を思うからこそ…

叱られることは、あまり嬉しい行為ではない。しかし、「叱ってくれることはありがたい」との言葉もある。

2020/12/01 10:30

■怒る行為を正当化

言いがかりで怒られても、受け入れる人はいないだろう。

「正当な理由で叱られるのであれば、もちろんこちらも受け入れる。ただ八つ当たりや言いがかりなども多く、そんな自分勝手な人をありがたいと思うわけがない」(20代・男性)


怒る行為を、正当化する言葉だという人も。

「昔やっていたバイトの社員の人が、自分で『叱ってもらえるのは、ありがたいのだから』と言っていた。怒る行為を正当化しているだけだと思い、それ以来、嫌いな言葉になった」(30代・女性)


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■叱るのは難しい

叱る立場の人は、難しい状況にいるようだ。

「自分が教える立場になったときに、叱るのはすごく難しいのだと思った。相手のことを思って言ったつもりが、必要以上に落ち込まれたり反感を買ったりと大変」(30代・女性)


「上司の立場からすれば、叱らないほうが楽だと思っている。それを部下の成長を願って仕方なく叱っているので、受け入れてほしいという気持ちはある」(40代・男性)


叱るのと怒るのは違うと言われているが、それを見分けるのも難しいのだろう。

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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年9月18日~2020年9月23日
対象:全国10代~60代の男女1,844名 (有効回答数)

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