渦中のGoToトラベルがGWまで延長? 「今中止してるのに…」の声も
下村政調会長がGoToトラベルキャンペーン延長を菅首相に進言。ネットではトレンド入りするほど意見が寄せられた。
30日現在、感染拡大警戒地域への利用が一時停止されている「GoToトラベルキャンペーン」が延長されるかもしれない。それに関連して、「GoTo延長」「大型連休」といった関連ワードがトレンド入りするほど注目を集めている。
■「来年のGWまで」を進言
自民党の下村博文政調会長が菅義偉首相に首相官邸で、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けた2020年第3次補正予算案に関する提案書を渡した。
来年1月まで、観光支援事業「GoToトラベルキャンペーン」に関して5月大型連休である「ゴールデンウィーク直後まで」の延長を求めたという。まだ「延長を進言」の段階であるため、延長が確定したわけではない。
■「今中止してるのに…」
現在、感染拡大地域である大阪市・札幌市発着の旅行に対するGoTo利用が一時適用除外、または自粛要請されている状態となっている。
そんな中、キャンペーンの延長をしようとする政府に対し、「今中止してるのに延長させるの?」「感染増えてるのに延長」「だいぶ先のことはすぐ決めるのね…」と批判的な意見がみられた。
一方で、「延長嬉しいな。また旅行したい」「注意すれば大丈夫だしいいと思う」とGoTo延長を喜ぶ声も寄せられている。
■5割が「タイミング誤った」
観光事業を救うためとはいえ、新型コロナの感染拡大が続く今やるべきではないと考える人もいるだろう。
しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女1,844名を対象に調査したところ、全体の48.7%が「GoToトラベルキャンペーンはタイミングを誤ったと思う」と回答した。
GoToトラベルの中止や再開、延長といった話題はまだまだ続くのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)
対象:全国10代~60代の男女1,844名 (有効回答数)