勝手な理由でペットを連れ去り 動物に囲まれ暮らしていた高齢者の身柄を確保
独居ではなかったものの、満たされていなかったのか。ある高齢者の暮らしぶりが明らかになり、驚きの声があがっている。
80代も迫るある高齢者が、人が大事に飼育しているペットを盗む事件が発生。その後ほどなくして身柄を確保されたことを、『AsiaOne』などが報じている。
■高齢者が起こした事件
香港で暮らすある女(77)が、自宅アパートから約300メートル離れた市場を訪問。そこで出店している人物が大事にしていた生後2ヶ月の子猫に目を付け、無断で捕まえて立ち去った。
飼い主の通報を受けた警察は、速やかに捜査を開始。市場やその付近に設置してある監視カメラの映像を細かく確認し、女の身元を特定することに成功した。
■不潔なアパート内で発見
現地警察が女の自宅アパートに向かい内部を捜索し、市場から連れ去られた子猫を発見。だが大事に世話をされていた様子はなく、小さな木枠付きの箱に放り込まれていたという。子猫のほかにもケージにいれられたオウムが2羽いたといい、そちらも子猫といっしょに保護された。
この女は息子と二人暮らしだというが、アパート内の衛生状態は極めて悪かったとのこと。床には食べ残しなどが放置されていたほか、ネズミ駆除の目的で設置していたとみられるケージも複数転がっていた。
女は侵入強盗および動物虐待の容疑で、そのまま身柄を確保された。