SNSで「いいね」欲しさに残虐化する子供たち 犬を燃やす動画アップし刑事事件に
多くの人たちが楽しむSNSだが、注目を集めるためには、手段を選ばないユーザーが確かに存在する。
人が驚くような動画を公開したい。そして「いいね」をもらいたい。そう考えた子供たちが集まり、無抵抗の犬を虐待する動画を撮影・公開。それを警察も確認し捜査を開始したことを、『The Sun』などが報じた。
■犬に火を放った子供たち
ルーマニアのザルネシュティという町で暮らす子供たち数名が、すでに暗くなっている時間だったにもかかわらず集合。可燃性の液体とライターを手にし、大人しそうな犬を取り囲んだ。
その後、子供たちのひとりが犬に液体を振りまき着火。背中に火がつき一瞬で火だるまになった犬は、あまりの痛みと熱さにショックを受けたようで、その場から駆け出した。
子供のうちひとりは笑い声をあげてその様子を見ていたが、中には悲鳴を上げる子供も。この様子をとらえた映像は、さっそくSNSで公開された。
■警察が捜査開始
動物虐待動画がアップされたあと、情報を得た警察が速やかに捜査を開始。動画がアップされたのは、ある子供(13)のSNS上だったことも突き止めた。
またこの動画撮影・公開には、他にも2人の子供が関与したとみられているが、そちらについてはまだ年齢すら公表されていない。