「ブラックフライデー」実施中のイオン、コストコ、ドンキ…現場を見た記者のホンネ

ブラックフライデー、いろいろなお店がセールを開始しているが一体どこがお得なのか。

■ヤマダ、コジマ、ケーズデンキ

ヤマダ電機、ケーズデンキ、コジマを取材したのはO記者。

「それぞれ規模の大きい家電量販店ですが、共通していることは、どの店舗もブラックフライデーに力を入れているとは思えなかったことです」と落胆する。

ヤマダ電機、コジマは、「ブラックフライデー」とは命名せず独自のセールを実施していたが、「いつも通りの店内という感じで、POPもあまり見かけなければ、〇〇%OFFという表記も見当たらず。店員さんに聞いても何がお得なのかは分からない状況。一般の方々はもっとわからないのでは…」と疑問を感じたという。

ケーズデンキはブラックフライデーと銘打ったチラシがあったので、商品の全貌を確認しやすかったという印象もあるそうだ。

しかし「とりあえず時期を合わせただけの簡単なセールという印象。やはり歳末、クリスマス商戦に向けているのでしょう。いい商品が多いとは思えなく、加湿器がチラシでは紹介されていたが、在庫数が少なく ブラックフライデー前日時点ですでに完売状態だった」(O記者)。


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■洋服の青山

青山は29日までブラックフライデーを実施。広報に取材した記者Aはこう話す。

「冬物のコートを含むほぼ全ての商品がセール対象で、最大70%オフになるというのは驚きました。ただ、残念ながら自分は私服勤務のため、ビジネスウェアを購入する機会がないのですが…」と、タイミングにあったセール実施にはプラス印象を持ったとのこと。

商品をすべてチェックしたところある商品に興味を抱いたという。「個人的には『昼寝にも使えるジャケット』が衝撃的で、テレワークが主流となりつつある現代のトレンドを汲んでいる印象を受けました」(記者A)。

ブラックフライデー、お得感がある店もあれば、まだまだという店も。定着するにはもう少し時間がかかりそうだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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