「無限責任」がトレンド急浮上 ツイッターも『鬼滅』関連と認識する風評被害に
鳩山由紀夫元首相が口にした「無限責任」が、ツイッタートレンドに浮上。なぜかカテゴリは『鬼滅の刃』に分類されている。
世間の注目しているトピックをひと目で確認できるのが、ツイッターのトレンド機能。しかし、ときには全く無関係のワードが、思わぬカテゴリに分類されてしまうケースも少なくない。
■トレンド上位に浮上したのは…
27日、ツイッタートレンドの上位に「無限責任」というワードが急浮上。こちらは26日に開催されたオンライン国際セミナーにて、鳩山由紀夫元首相が日韓関係について触れた際に登場した言葉である。
鳩山元首相は強制徴用問題をはじめとする歴史を巡る問題により「(日韓関係は)非常に厳しい状況に置かれている」とし、「日本は『無限責任』を持ち、戦争で傷ついた人がこれ以上謝らなくていいと話すまで、謝罪の心を持ち続けなければならない」と指摘。
■「無限」が引っかかった可能性大
鳩山元首相は過去にも「無限責任」という言葉を使用して物議を醸してきたが、今回もツイッターのトレンド上位に浮上するほど話題に。
しかしツイッターではカテゴリが「鬼滅の刃」に分類されてしまい、このミスマッチ具合でも注目を集めている。現在大ヒットを記録中の「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」と「無限」の部分が被っているため、こちらのカテゴリに分けられてしまったと思われる。
■「とんでもない風評被害」と話題に
カテゴリ分類を見る前から「無限責任」というワードに『鬼滅』テイストを感じ取ったユーザーは少なくないようで、ツイッター上には「とうとう無限責任編の始まりか?」「ガチで鬼滅のことだと思ってた」などの声が多数上がっている。
大多数のユーザーは今回の表示を半ば「ネタ」として受け取っているようだが、中には「鬼滅にとって、とんでもない風評被害でしょ…」「さすがにこの分類は酷いわ」といった具合に、カテゴリ分類のやっつけ仕事感を指摘するツイートもチラホラとみられた。
ちなみに完全に偶然ではあるが、『鬼滅』原作には、主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が「責任から逃げるなアア」と激昂するシーンも登場する。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)