新型コロナ重症者が増加… 玉川徹氏が「テレビ局に訴えたひと言」に共感の声
全国で重症者数も増え、医療の逼迫が心配される新型コロナウイルス。テレビ朝日の玉川徹氏が、「テレビがやるべきこと」として私見を述べた
全国的に新型コロナウイルスの感染拡大が続き、26日の時点で重症者数は全国で410人と、過去最多を更新している。
こうした状況を受けて、27日放送の『モーニングショー』(テレビ朝日系)では、同局のコメンテーター・玉川徹氏が、人々の危機感を高めるためには、メディアの役割も非常に大きいと指摘した。
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■今は「人との接触機会を減らすしかない」
番組では、重症者数の増加に伴い、医療崩壊の懸念も高まっていることを、感染症専門家医らを交えて報道。その中で「重症者だけではなく、死者の数も増えてきている」と玉川氏。
改めて「重症者、死者を減らすためには、感染者を減らすしかない。そのためには、今は人と人との接触の機会を減らすしかない」と強調した。
■危機感薄れの要因「テレビも…」
感染者を減らすために、まずは「人々の危機感が高まらなければ行動変容に繋がらない」とし、玉川氏は緊急事態宣言下にあった4月頃と比べ、人々の危機感が薄まっているのではないかと危惧。
人々の危機感が薄まった要因について、「政府が経済面を重視してGoToやめないとか、誤ったメッセージになっているのではないか」という点も挙げつつ、玉川氏は「こういうことを言うと、また(上から)怒られるかもしれないけど、テレビもちょっとあるのかなと」と、メディアの影響も大きいのではないかと私見を述べる。