新型コロナ感染者が宿泊療養施設を一時脱走 その真相を神奈川県に直撃

宿泊療養施設を脱走した感染者の動機はいったい何だったのか。脱走した後に医療従事者が行ったこととは…。

2020/11/25 13:55

■ルール等の誓約書に署名済みだった

療養者は、施設内では基本的に部屋で過ごすことと外出禁止、禁煙などのルールが入所時に説明されている。また、無断外出時に伴う経費の負担や損失が生じた場合には損害賠償請求を行うこと等の誓約書に署名済みだ。

今回は、普段使っている消毒液使用で済んだため「請求は行わない」とのことだが、大きな損害が生じた場合は請求を行う可能性があると担当者。県は今回の事案が発生したことで、非常口にセンサーを設置するなどの警備強化策を検討中だ。


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■弁当やお茶・水も提供されていた

療養者には、弁当とお茶・水も提供されており、宿泊費も含めすべて公費負担。現在は、たとえPCR検査が陽性であっても、無症状もしくは軽症であれば自宅療養の選択も可能となっている。しかし、家庭に高齢者がいる場合等は、積極的に療養施設を選ぶケースもあるという。

国の規定により、宿泊療養施設利用者は最後の3日間に咳・発熱などの症状が出なければ、10日間滞在することでPCR検査を受けることなしで退所できる。今回の40代男性は、25日に退所する。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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