笠井信輔アナ、悪性リンパ腫を患いながらも『徹子の部屋』に出演した理由
フリーアナウンサーの笠井信輔が悪性リンパ腫を患いつつ、昨年に放送された『徹子の部屋』に出演していたことを明かした。
24日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、フリーアナウンサーの笠井信輔が出演。自身が患った血液のがんである、悪性リンパ腫について語ったことに、注目が集まっている。
■悪性リンパ腫を完全寛解
昨年、笠井アナは、同番組にて「悪性リンパ腫」を告白。番組収録の3日後に入院、4カ月半の入院生活とその後の自宅療養期間を経て、今年6月に「完全寛解」の診断を受けた。
入院生活中は、薬の副作用で髪が全部抜けたり、指の力が入らなくなったりといったつらい経験もあった模様。自身が記した闘病日記には「きついきついきついきつい」といった感情的な思いがつづられていたが、「家族に支えられて、なんとか病気と向き合えた」と語っている。
■まさかの告白
また笠井アナは、自身の過去の出演を振り返り、「少し説明不足な箇所がある」とコメント。
どうやら、前回の『徹子の部屋』の収録の2週間前に、がんであることが判明していたらしく、医者からは即時入院を促されたという。しかし、笠井アナは「『徹子の部屋』が2週間後にあるから入院を待ってほしいと頼み込んだ」と明かす。
その理由について、病気の重さから「もうテレビには復帰できないかな」と思い、「最後に、徹子の部屋に笠井信輔は出していただける人間だったという記憶をみなさんに残したかった」と話した。
■病を乗り越えた経験がある人は…
番組MCの黒柳徹子からこの日の体調を聞かれた笠井アナは、「もうすっかり良いです」と笑顔で答えていた。ちなみに、しらべぇ編集部が全国10~60代の男女1,721名に調査したところ、全体の25.1%が「病を乗り越えた経験がある」と回答している。
今回の放送を受け、ツイッター上では「笠井さん、入院伸ばして番組でてたのすごいな」「本当治ってまた出れてよかったね」といった視聴者からの声が多数寄せられていた。
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(文/しらべぇ編集部・北田力也)
対象:全国10代~60代の男女1721名 (有効回答数)