コロナ禍で増加するSNS詐欺の手口と注意点 大量のなりすましアカウントつくられ…
多くの人が気軽に楽しむSNS。しかし公開している写真や動画が知らぬ間に盗まれ、詐欺行為に利用されてしまうケースが増えている。
■コロナ禍で詐欺が増加
新型コロナウイルスの感染拡大が深刻になり、自宅で過ごす時間が長くなった。そのためインターネットの利用時間も増え、それに伴いSNSや出会い系サイトを悪用しての詐欺が増えているという。
米国の専門家らは、被害者が通報しないケースも少なくないと指摘。振り込まされる金額は数千円程度の場合が多く、だまされたと気づいてもそれを恥じ、「大した金額じゃないから…」と自分を納得させて、泣き寝入りするパターンが多いという。
■詐欺師の巧妙な手口
詐欺師たちは、頻繁にチャットで声をかける、被害者側が「会いたい」と言っても「外出自粛中だから」と言い張って拒否する、ビデオチャットには応じないのに異常になれなれしい、などの特徴があるという。
中にはビデオチャットに応じるふりをして盗んだ動画を見せる詐欺師もいるが、当然会話は成り立たず、指摘されると「ネット環境が悪い」といって逃げ切ろうとするそうだ。
こういった手口があることを知り、だまされないよう気を付ける。また知らない人からのコンタクトを受け付けないなどし、詐欺行為に巻き込まれないよう注意したい。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)