コロナ禍で病院の不手際か 帝王切開予定の陽性妊婦が放置され自力で出産
出産を控えていた女性が、新型コロナウイルスに感染。そのまま隔離された病室で陣痛に耐え、赤ちゃんを出産した。
赤ちゃんの誕生が迫っているタイミングで、新型コロナウイルスへの感染が明らかになった女性。帝王切開で出産する予定だったというが、結局はひとりきりで赤ちゃんを産むはめに…。
■新型コロナに感染した妊婦
インドネシアで暮らす22歳の妊婦が、北スマトラ州にある病院を訪れた。
そこで新型コロナウイルスの検査を受けたところ、結果はなんと陽性。女性はすぐに隔離された病室に入り、予定されていた帝王切開手術の開始を待っていたという。
■放置され自力で出産
しばらくすると陣痛が始まりどんどん苦しくなったというが、病院のスタッフは病室を離れたまま。約45分にわたり女性は激痛に耐え、誰にも介助してもらえぬまま、自力で赤ちゃんを産んだという。
その後、女性は大きな叫び声をあげて助けを求め、ようやくスタッフが駆け付けた。新型コロナウイルスの感染、突然の陣痛、それに続き予定外の自然出産を終えた女性は、ひどい精神的ダメージを受けていた。