堤幸彦監督、新作で悪役演じる窪塚洋介の“意外なキャスティング理由”明かす

“聴く映画”というキャッチで制作が進められた堤幸彦監督最新作『アレク氏2120』が完成。キャスト陣が会見に臨んだ。

俳優の窪塚洋介、声優の梶裕貴山寺宏一、そして映画監督の堤幸彦氏が19日、東京・渋谷で行われた『Amazon Audible』のプレス向け戦略発表会に出席。

“聴く映画”とも説明されるオーディブルエンタテインメントの生アフレコを記者陣に披露した。


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■『TRICK』『SPEC』手掛けた堤監督最新作

堤幸彦

Amazonによる世界最大級のオーディオ配信サービス「Audible」で新たに配信される注目のオーディブルエンタテインメントタイトル『アレク氏2120』。

『TRICK』『SPEC』シリーズを手掛けた堤監督がメガホンをとり、梶、山寺、三石琴乃といった人気声優から、窪塚、尾上松也、竹中直人、白石聖といった俳優、女優がキャスティングされており、スリル感満載の本格SFミステリーを声だけで作り上げていく。

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■『SPEC』ファンと明かす梶

梶裕貴

主役である西門慧を演じる梶は、「改めて完成した内容を聞いてみると、1本の映画を体感している感じでした」と、その出来に感激した様子を見せた。

その上で「音楽や効果音、そして堤監督ならではのシリアスなシーンと、コミカルなシーンの演出。ようやくお披露目でき、本当に嬉しく思っています。事前に脚本を読んで本当に面白いと感じ、さらに大好きな先輩がたと過ごせたことは幸せ」と共演者や制作陣をべた褒め。

また堤監督作品である『SPEC』のファンであることも明かし、「今回演じた慧君は、SPECホルダーという設定。同作を見てきた人間としては夢のような話。どんな能力なのかは今後のストーリーをじっくり聞いていて欲しい」と同作の魅力を説明した。

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■「これからどんどんスタンダードに」