「炭治郎のネルシャツ」と話題の一着 ユニクロ店頭で最も品薄なカラーは…
『鬼滅の刃』のブームにより、主人公の着用する「羽織り」と同じ柄がにわかに注目を集めている。
漫画の連載終了から半年近く経つが、劇場版アニメが日本映画史に残るほどの人気を記録するなど、『鬼滅の刃』の勢いは一向に衰えない。
その影響か、主人公・竈門炭治郎の着用する羽織の市松模様に絡んだ様々な体験談がネット上を賑わせている。
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■見かける機会は多い
そもそも市松模様とは鬼滅オリジナルの柄ではなく、日本に古来より伝わるデザイン。また市松模様と見た目がよく似た「ブロックチェック」という柄も存在する。
そのため、本来は鬼滅の連載が始まる前から存在していたアイテムが「鬼滅っぽい」と評価されてしまう事態もしばしば起こっているようだ。ここで一句、「日常の 思わぬところに 炭治郎」。
■着用するハードルは上がった?
ツイッター上を見るとこれらの柄のアイテムを「鬼滅っぽくて好き」と評価するユーザーと、「着るには少し勇気がいる…」と敬遠するユーザーで真っ二つに分かれていた。
子供たちはかなりノリノリで着用する傾向にあるようだが、年代がやや上がると、「『お前、炭治郎かよ』ってイジられた」「ブームに乗ったと思われそう」といった理由から着用を避ける人物がグッと増えてくる模様。
そこで今回しらべぇ編集部では、ユニクロ店舗を直撃し、ブロックチェック柄の「フランネルシャツ」各色の売れ行きをチェックすることに。
■一番売れているのはやはり…
ユニクロが展開しているこちらの商品は、オフホワイト、レッド、イエロー、グリーンの全4色展開。やはり最も「炭治郎み」が深いのはグリーンだが、記者の個人的な見解を言わせてもらうと定番の人気色はレッドというイメージがある。
そこで最寄りのユニクロ店舗をウォッチしてきたのだが、陳列棚を見ると他のカラーは2段に渡って商品が置かれているにも関わらず、グリーンは1段のみ。一応店員にも在庫を確認したところ、「出ているものが全て」ということで、やはり他カラーより注目を集めていることが伺える。
■冬のマストアイテム
こちらの商品はやはり素材の「温かみ」がかなり好評なようで、ユニクロ公式サイトの商品ページをチェックすると、「これからの時期に重宝します」というレビューが多数。
ユニクロ広報に強みについて訊ねてみても、「フランネルで両面起毛ですので、見た目的にも温かみがあり、実際着心地もふんわり柔らかく暖かいです」とやはり、その暖かさをプッシュしていた。またボタンを閉じて着るだけでなく、インナーにTシャツを着こみ、炭治郎のように「羽織り」として着用する着こなしもオススメのようだ。
ちなみに展開されているカラーの人気順を聞いてみると、残念ながらこちらは「非公開」とのこと。鬼滅人気で注目度が高まった柄だけに、店頭で見かけた際は各色の在庫を気にしてみると発見があるかも。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)