佐賀県道路に「安全の呼吸」が出現 切っ掛けは県警の「鬼滅ガチ勢」だった
佐賀県の電光掲示板に『鬼滅の刃』に関する標語が登場したと話題に。しらべぇ編集部では、佐賀県警に直撃取材を敢行した。
「飛ぶ鳥を落とす勢い」という説明すら生温く感じてしまうレベルで、歴史に残る快進撃を続けている『鬼滅の刃』。現在ネット上では、佐賀県道路の電光掲示板に「鬼滅風の交通標語が出現した」と話題になっている。
■運転中に必要なのは…
どれだけ注意を払っていても、「注意しすぎるということはない」のが自動車運転。ちょっとした油断が事故を招く原因となるため、運転中は常に集中してハンドルを握ることが求められる。
10月半ば、「佐賀県警察」の公式ツイッターアカウントは「交通安全は究極の人間愛!!」「お互いに思いやりの心を持ち、ゆとりある運転を心掛けて交通事故を滅しましょう」と綴ったツイートを投稿。
「鬼滅」「事故撲滅の刃」といったハッシュタグが添えられたツイートの写真を見ると、そこには「全集中 安全の呼吸 壱の型」と表示された、道路上の電光掲示板の様子が。
【交通企画課】#交通安全 は究極の人間愛‼️
お互いに思いやりの心を持ち、ゆとりある運転を心掛けて交通事故を滅しましょう😌
※脇見運転には十分注意してください⚠️#鬼滅 #事故撲滅の刃 pic.twitter.com/kfl6gVpM0r— 佐賀県警察 (@goroukun_spp) October 22, 2020
■「安全の呼吸」って何?
鬼滅ファンにとっては一般教養ではあるが、「呼吸」といえば鬼滅作中における主人公サイドの必須スキルを指す。
主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)は水の呼吸、同期の吾妻善逸(あがつま・ぜんいつ)は雷の呼吸といった具合に、固有の呼吸法を駆使して自身の身体能力を大幅に向上させている。
こちらの標語はまず間違いなく鬼滅オマージュのはずだが、お堅いイメージの強い警察内部で一体何が起こっているのか…。好奇心を抑えられなくなった記者は、同県警の「交通規制課」に直撃取材を行なうことに。