小木博明、“一律5万円給付”公約問題の市長に苦言 「オレオレ詐欺みたい」
岡崎市の中根康浩市長が「市民一律5万円給付」を公約に掲げ、選挙に勝利するも…
11日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)では、愛知県岡崎市の中根康浩市長が公約として「市民一律5万円給付」を掲げたものの、見通しが立たず、「公約違反」と問題になっていることについて注目。これに対し、番組コメンテーターの小木博明が苦言を呈した。
■市民からは怒りの声
中根市長は、市長就任会見の際、年末に向けて市民に一律5万円給付することを予定していたが、現在では「収入とか納税のありかたで、どこかで線引きをする必要がある」と語っており、市民全員ではなく、所得制限を設ける可能性を示唆。どうやら、5万円給付に必要な200億円の財源が確保できない状態だという。
これに対し、番組では「子供でもわかる話。あの人は嘘つきってね」「できないような公約を公約として票を買ったみたい。どうかしていると思う」といった岡崎市民の怒りの声を紹介した。
■「オレオレ詐欺みたい」と苦言
このニュースを受け、番組コメンテーターのカンニング竹山は「(実現できないことを調べないのが)不思議でたまらないですよね…」と呆れた表情で一言。
また小木は、中根市長が公約を守れない様子に「これで5万円くれなかったら、市民としてはいらないですよねこの人」と厳しくコメントし、「オレオレ詐欺みたいな感じですよ」と続けている。
■公約は実現されると思う?
番組MCの坂上忍は「政治家が公約守れないなんてことはざらにあるけど、これはヒドいよね…」と苦言していた。ちなみに、しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,354名を対象に調査したところ、全体の50.8%が「公約は実現されない」と回答。「される」と答えた人は16.0%だった。
ツイッター上では「正直、やりすぎでしょ」「これは票を買ったって言われても仕方ないレベル」といった視聴者からの声もあがっており、中根市長の実現性のない公約を批判的に捉える人も少なくないようだ。
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(文/しらべぇ編集部・北田力也)
対象:全国20代~60代の男女1,354名(有効回答数)