性器は破裂状態で輪姦の疑いも 30ヶ所を刺されメスの野良犬が死亡
獣医は診察のなかで、この犬の性器のダメージがあまりにも激しいことに気付いた。
性格の穏やかなやさしいメス犬が、人間たちの最悪なエゴにより命を奪われた。まったく動けない状況で路上に横たわっていたところを保護されたが、強い痛みに苦しんだ末の悲痛な最期だったという。
■自力で立ち上がれず…
11月1日、コロンビア・ボゴタの歩道で全く動けなくなっているクリーム色の毛の犬が通行人の女性により発見された。
通報を受けた動物保護当局がほどなく犬を保護したが、特に下半身からの出血がひどく、自力で立ち上がることができない状態で獣医のもとに運ばれたという。
■破裂状態だった性器
獣医の診察により、この犬は出産してあまり日数が経っていないメスの成犬であること、そして後ろ脚を中心に30ヶ所を刃物で刺されていることが判明した。
また、性器は破裂を思わせるほどひどいダメージを負っており、人間の男に何度も繰り返し強姦された可能性があると指摘された。
近隣に暮らす女性がフェイスブックに投稿した情報にも、「下半身の出血がひどく、あまりにも気の毒。数人の男がこの犬に性的暴行を働き、刃物で何度も刺し、殴る蹴るの暴行を加えていた」とある。
■治療の甲斐なく天に召される
性的暴行を受けた犬の体に刺し傷が発見されることは少なくない。犯人が性的暴行の前に犬をおとなしくさせようとして刺す場合もあれば、強姦の最中に暴れたり抵抗されたことで、怒って刺す場合もあるという。
残念ながら犬は保護から2日後の今月3日に天に召された。人間のエゴと残虐性のせいで奪われた哀れな命に、せめて「安らかに眠ってほしい」と多くの人が祈りを捧げている。
■動物虐待をする人々をどう思う?
しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査を実施。「動物や子供に暴力を振るう人が理解できない」と回答したのは、全体の65.8%だった。
動物虐待を行う人物は凶悪な事件を起こす可能性を秘めている、という見方がある。この事件の話題はSNS、大手メディアを通じて現在も拡散中であり、犯人たちに厳罰を求める声が世界からあがっている。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)
対象:全国10代~60代の男女1,732名(有効回答数)