別居中の妻に復縁を断られたDV男 なついていた実子2人を殺傷し逮捕
復縁の希望が叶わず、激怒した男。いきなり子供たちを刃物で刺し、とりわけ男を慕っていた長男が死亡した。
結婚生活の破綻に続き妻と別居していたものの、家庭を失うことを恐れていたある男。それでも妻の愛は取り戻せないと確信したとき、男は取り返しのつかない行動に出た。
■壊れた夫婦関係
アルゼンチンのコルドバで暮らす男(39)には、年下の妻(25)、そして10歳以下の幼い子供がふたりいた。しかし荒々しい男に妻は愛想を尽かし、夫婦仲は破綻。昨年12月には別居状態となり、妻が子供の世話をしながら暮らしていたという。
それでも子供たちが「パパに会えなくて寂しい」と言い始めたことから、妻は「彼に会わせてあげよう」と考えるように。子供たちにとっては悪い父親ではなかったため、安心して子供たちを男に預けた。
■妻は復縁拒否
ふたりの子のうち息子はとりわけ男を慕っていたため、男も「せめて息子を引き取り一緒に暮らしたい」と明かしていたという。それだけに子供たちの訪問を喜んだ男は、楽しいひと時を過ごしながら「やっぱりみんなで暮らしたい」と強く願った。
そこで子供たちに「パパとよりを戻して」と言わせ、その声を録音して妻に送信。しかし男に未練のない妻は喜ぶどころか憤慨し、「子供たちを夫婦の問題に巻き込まないで」という返事を送ったという。