アルコール依存症の男が父親を半殺しで逃走 親族は「舞い戻る前に捕まえて」
酒に溺れてはいたものの、暴力的とは程遠かった男。にもかかわらず、態度が急変。父親を狙い、凶行に及んだ。
酒を好きなだけ飲む生活から抜け出せずにいた男が、「死にたい」と騒いで家族に心配をかけるように。そしてついには理性を完全に失い、熟睡していた父親の頭を農具で叩き割ろうとした。
■自殺しようとした男
タイのブリーラムで暮らす男(39)が、アルコールに溺れ立ち直れずにいた。家族・親族も心配していたというが、泥酔しても暴力をふるうことはなかったため、様子を見守るしかなかったようだ。
だが少し前に男は「死にたい」「俺を殺してくれ」と大騒ぎし、木の枝で首を吊ろうとして家族を驚かせた。そのときは男の体重を支えきれずに枝が折れ、地面に落下しただけで死にきれなかったという。
■父親を半殺しに
男はその頃から様子がよりおかしくなり、先日は家で眠っていた父親(61)を急襲。クワを振り上げ、力任せに後頭部を打った。
頭を抱えてうめく父親を見ても男はひるまず、攻撃を繰り返そうとしたという。