熊本県山都町長が「日本のジョー・バイデン」と発覚 本人は戸惑いつつもノリノリ
今、世界で話題となっているのは、やはり米国の大統領選。そんな中、熊本県・山都町に「日本のジョー・バイデンがいる」と話題になっている。
■梅田町長のリアクションは…
両名の名前の読みかたが奇跡的に一致することに関し、担当者は「これまで役場で話題になったことは一度もありませんでした」とのこと。しかし「日本のジョー・バイデン」という二つ名がツボに入ったようで、終始笑顔で対応してくれた。
今回明らかになった偶然に対し、梅田町長は「遠からぬ縁を感じたところではありますが、降って湧いたような話で、少々困惑しています」と戸惑い気味なコメントを発している。
しかし「アメリカ合衆国大統領と『九州のへそ』山都町の町長と、その立場の違いはありますが、心意気は同じでしょう。住民の心穣(豊)かな幸せのために職責を果たして参ります」と続け、前向きな姿勢を見せた。
■今後は町でも取り上げる?
米国大統領の「名前」と日本の市区町村が妙にシンクロするのは、今回が初ではない。例えばバラク・オバマ前大統領が、まだ大統領候補だった頃から熱烈なラブコールを送り、市全体を「オバマ熱」で包み込み、知名度を急上昇させたのは福井県の小浜市。
そこで山都町もジョー・バイデン氏との関連性を前面に押し出したPRなどを推進していくのか? と訊ねたところ、担当者は悩ましげな表情に。
「小浜市さんの場合は『市』という括りがあったのですが、今回はあくまで町長個人の名前にかかったものですから…」「小浜市さんと同様に、というワケにはいかないかと思います」と歯痒そうに実情を語ってくれた。
・合わせて読みたい→80年代を愛しまくる謎のユニット「ザ・リーサルウェポンズ」 運命の出会いは居酒屋だった
(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)