深川麻衣主演『おもいで写眞』公開決定 撮影は「何ものにも代え難い大切な時間に」

深川麻衣主演『おもいで写眞』の公開が決定。香里奈、高良健吾ら実力派に加え、古谷一行や吉行和子など日本を代表する俳優陣が出演。

■高良が台本を読み驚いたこと

今回の発表に際し、深川らからのコメントも到着している。

深川:今回、初めてご一緒させていただく熊澤監督と、素晴らしい出演者の皆様と、物語の舞台である富山県で撮影をしてきました。


撮影の日々はとても刺激的で、苦しくもあり、あたたかくもあり、自分にとって何ものにも代え難い大切な時間になりました。 写真を通して人と人とが繋がり、結子が成長していく姿を感じていただけたら嬉しいです。


高良:台本を読んだときに驚いたことがあります。主人公が祖母の遺影を見て感じたことを、自分も祖父の葬式のときに感じました。これはどこにでもある問題なんだと。だとしたら、映画を通じて世の中になにかを投げかけられると。


この『おもいで写眞』の物語は主人公の喪失感から始まります。 主人公の不器用さにハラハラしますが、彼女の真っ直ぐさから伝わるものがあります。 この映画があることによって、おもいでというものの価値観も変わるのではないでしょうか。正真正銘本当であるということがすべてなのか。 是非、楽しみにしていてください。


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■紹介者なしでいきなり自己紹介

香里奈:大切な思い出や記憶は、人は何歳になっても自分の心の中に大事にしまわれていて、それを思い起こすことでまたキラキラできる。


『おもいで写眞』は、写真を通して若者と年配の方々それぞれの角度から、本当に大切なことは何かと気づかせてくれ るような温かい映画になっています。今回、たくさんの素敵な俳優さん方とご一緒できて、私にもまたひとつ、大切なおもいでが増えました。


古谷:『おもいで写眞』公開決まりましたね。 とても待ち遠しかったし、嬉しいです。昨年の夏に暑い富山ロケで、北陸新幹線も初体験しました。 深川麻衣さん、健吾君、香里奈さん、ホテルのエレベーター前でいきなりバッタリ紹介者なしで4人が自己紹介。 そんなロケの始まりでした。


現場では、3人共先輩に気を遣ってくれて、よく話もはずみましたね。最後の写真展のシーンは、とても温かな撮影でした。映画のテーマ通り手作りのやさしい現場でした。


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■吉行、深川にうっとり!

吉行:『おもいで写眞』に出演して、心が軽くなりました。としよりと言われて、人生がだんだんぼやけていく中で、若い人のアイディアで自分の一生が呼び起こされ生き生きとしてくる。


ラストの写眞展のすばらしさ。ちからづよいメッセージが溢れています。撮影中は深川麻衣さんの若さとチャーミングさにうっとり!


熊澤監督:このオリジナルストーリーを書いたのは9年前。何度か映画化できそうになりましたが上手く行かず、推敲を重ねて粘り強く頑張ったところ、深川麻衣、高良健吾という魅力溢れる俳優と出会え、やっと映画になりました。


映画は主人公がお年寄りと触れ合い、希望を見出す話です。吉行和子、古谷一行という名優と映画作りをさせて頂き、僕も大きな希望を得ることができました。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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