身代金目的で9歳男児を誘拐するも逮捕を恐れ… 殺害し遺体を焼いた男を逮捕
楽にお金を手に入れ、裕福になりたい。そう考えた男が、子供をさらい身代金を要求することを決意した。
今よりも豊かな暮らしを…。そう願った男が選んだのは勤勉に働くことではなく、誘拐。いとも簡単に男の子をさらい身代金を要求したが、生きたまま家族のもとに帰す気はなかったようだ。
■金持ちになりたかった男
インドで整備士として働いていた23歳の男には、どうしても叶えたい夢があった。それは簡単に大金を得て、贅沢三昧の日々を過ごすこと。
その方法として、男はジャーナリストの息子(9)を誘拐し身代金を払わせることを思いついた。10月に入ると、男は実行を決意。18日に友人と屋外で遊んでいた男の子を見つけ、すきを狙ってその場から連れ去った。
■殺害に続く身代金要求
男は慎重なタイプだったとみられ、監視カメラのない場所を通りながら、男の子を連れて人のいない小高い丘に移動。
しかし「生きた状態で帰せば、いずれ身元がバレて逮捕されてしまう」と考え、男の子の殺害を決意した。男はまず、その細い首を絞めあげて殺害。さらには火を放ち焼いたうえで遺棄し、その4日後に無残な遺体が発見された。
ちなみに誘拐から殺害に至るまでの時間は、わずか2時間。身代金を要求するため家族に電話をかけたとき、男の子はすでに死亡していた可能性が高い。