家族より超年下の恋人を選んだ母親 息子を刺殺し正当防衛を主張
若い男に惚れ込み、男女の仲になった30代後半の女。そんな女が優先したのは、息子ではなく恋人のほうだった。
世界中で一番大事なのものは家族、「とりわけ子供は何よりも大切」という親が多いなか、家族愛よりも男女の愛を優先する人もいる。今回事件を起こした女は血を分けた息子を殺害し、その理由に多くの人があきれ返っている。
■若い男と恋仲に
ブラジルのゴイアスで暮らす女(37)には、好きな男がいた。
10代の頃に出産した息子(21)がいたが、そちらは祖母宅で生活させていたこともあって、女は第二の青春を謳歌。恋人は息子とほぼ同年齢で22歳だというが、先日も自宅に招き、ふたりきりで酒を飲んで楽しく過ごしていたという。
■激高した息子
そこにいきなり帰ってきた息子は、母親が若い男と一緒にいる姿を目撃し愕然。ひどく動揺したためか男につかみかかり、激しい殴り合いが始まった。
このままでは恋人が殺されてしまう。そう考えた女は刃物を取り出し、息子と恋人の間に入った。理性を失っていた息子は女にも襲いかかり、女はたまらず刃物を息子の胸部に突き刺したという。