ニワトリや犬との性行為動画に児童ポルノ… 撮影し売りさばいた男が3年の禁錮刑
ドラッグの影響下でニワトリや犬にみだらな行為を働き、その動画や画像を売りさばいていた男に関する裁判が閉廷した。
2019年の夏、とんだ変態ぶりで世界を震撼させたイギリスの男に、懲役3年の実刑判決が下った。「まさかニワトリに性的行為を働く人間がいるとは」と改めて話題になっている。
■ニワトリや犬に性行為
英国のウェストヨークシャー州で2019年の夏、ニワトリに対して動物虐待である「獣姦」を働いて死なせたうえ、撮影された画像・動画を第三者に販売していたとして、リーハン・ベイグと妻のハリーマ・ベイグ(38)の2人が逮捕された。
自宅のパソコンと携帯電話からは、犬への性的暴行を撮影した動画や児童ポルノのデータも押収。違法な性ビジネスで収益を上げていたことはほぼ間違いないとして、両容疑者の罪状は動物虐待致死を含む11件にものぼった。
■仰天の性行為は顧客のため
コカインあるいは大麻により興奮した状態で、おとなしい動物に性暴力を働いていたリーハン容疑者。犯行には自宅の地下室が使用されていたという。
今年夏には2人の有罪答弁および精神鑑定が行われたが、この社会に獣姦に興味のある人間が複数存在し、不快な動画や画像を買い取っているという事実は、世間をひどく身震いさせていた。
■老人福祉施設で懸命に働く妻
裁判がウェストヨークシャー州のブラッドフォード刑事法院で開かれ、夫のリーハン被告には懲役3年の実刑判決が言い渡されたが、妻のハリーマ被告は投獄を免れた。「撮影は暴力的な夫の強要だった」という主張が認められた形だ。
老人介護施設で働く同被告について、施設の幹部から「性格がとても良い女性。かつては清掃の担当でしたが、現在は介護助手として長い時間、じつによく働いてくれています」という証言があったことも、法廷の人々の印象を良くした模様だ。
■変わった性的嗜好への拒否感
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査したところ、全体の37.4%が「家族が性的に変質者だとわかったら縁を切る」と回答した。
男女年代別でみると、男性の平均は29.6%で女性の平均は44.4%。そして20代女性の51.6%をトップに、変質者に対する嫌悪感は10~30代の若い女性たちで最も強いことがわかった。
一緒に過ごすなら安心できる人とがいい。そんな気持ちは恋人や伴侶だけではなく、家族にも向けられている。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)
対象:全国10代~60代男女1,732名(有効回答数)