引っ張った赤ちゃんの頭が分娩室の床を転がり… 小さな命への医療過誤が発生
たとえ心音が止まってしまったとしても、赤ちゃんの命を粗末に扱ってはいけない。
■妻の精神状態を案じる夫
地元メディアの取材に、夫は「9歳の息子もいますが、楽しみにしていた2人目の子を亡くしたショックは大きく、妻はまだ入院が必要な状況です」と話した。赤ちゃんの頭が床に転がり落ちたことなど、あり得ない事態に怒りをあらわにしている。
警察が現在、心音停止の判断や経腟分娩の選択、そして医療スタッフの処置について詳しく調べており、場合によっては訴訟の可能性もありそうだ。
■病院に対する恐怖心は…?
しらべぇ編集部は、全国10~60代の男女1,880名を対象に調査を実施。全体の37.2%が「病院は怖い」と感じていることが判明。
男女年代別にみると割合が最も高いのは50代で、男性が35.6%、女性が47.6%。体力の衰えや病気への不安や恐怖は、この年代から特に強く感じるようになるとも言われており、それがよく表れていると言えそうだ。
病院は誰もが大なり小なりの不安を抱えて訪れる場所だが、妊娠・出産というもうひとつの命に関わる診察ともなれば、受診者側の不安はひとしおだろう。病院側には思いやりのある対応、親切な介助、丁寧で正確な処置をお願いしたいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)
対象:全国10代~60代の男女1,880名 (有効回答数)