排水管の無料点検商法で相次ぐトラブル　総額100万超えの請求されるケースも

関連記事:社会をむしばむコロナ差別が勃発する中…　鹿児島市の啓発ポスターが話題に

■ポスティング・チラシに騙されるケースも

さらに、一見すると安いと見せかけたポスティング・チラシに騙されるケースもある。

チラシには費用として低価格の金額が強調されているが、下のほうの見づらい場所に、追加料金の説明がされている。

関連記事:電気料金の請求書を見てショック　精神的に不安定になった男性が焼身自殺

■早めに消費生活センターに相談

では、具体的にどんなことに気をつければいいのか。①訪問に安易に応じない ②チラシに表示されている内容を慎重に確認 ③必要がない契約はきっぱり断ることが大事だという。

また、「少しでも不安があったり、トラブルに巻き込まれたら、早めに近くの消費生活センターに相談してほしい」と担当者は訴える。排水管の洗浄の契約等が、特商法上の訪問販売に該当する場合にはクーリング・オフができる場合がある。

最後に「こういった情報を自分だけのものにせず、家族や友人と共有し、特に高齢者に知らせてあげてほしい」と述べた。