女性の宿泊客が9割超… 何の変哲もない旅館に若き女性たちが集まる理由
コスプレイヤーに愛される旅館が栃木・那須高原にあるという。
■「マツコ会議」の反響
2020年1月、日本テレビ系バラエティ『マツコ会議』で石川荘は取り上げられ、瞬く間にSNS上で話題に。
コロナ期でも、人が集まらないスポットで優雅にコスプレを楽しむ様子には反響が集まり、8月にはテレビ朝日系バラエティ『ナニコレ珍百景』、テレビ東京系生活情報番組『よじごじDays』、さらに2度目の『マツコ会議』と、立て続けにメディアで取り上げられた。
その反響についてオーナーに話を聞くと「(1回目のマツコ会議が)反響が一番大きかった。1月の放送だったので雪ロケが紹介され、『まだ雪ロケできますか?』という問い合わせが爆発的に増えた」とのこと。
■女性客が9割…!
現在の利用者について聞くと「元々お年寄りが多かったが、コスプレの歓迎をするようになってから若い人が増えた。特に女性は9割超。東京や神奈川など関東近郊から訪れるお客様が多い」とのこと。
コロナの影響で一時期客が減少した時期もあったが、現在は復調傾向。「消毒や飛沫防止シートの設置、スタッフのマスク必須、体温検査のほか、食事の場所を一組一室にすることや、客室制限を実施。またコスプレのための更衣室は広い部屋を使うよう変更した」と、対策をしっかり講じている。
今回取材で訪れた石川荘だが、撮影しないのはとても勿体ない! と感じ、コスプレイヤーを呼んで撮影に繰り出した。協力してくれたのは、コスプレイヤーの菊壱さん。当日は豪雨で撮影は大変だったが、それでも1日で滝や神社などを巡り、コスプレ撮影を楽しめた。
(写真・文/だい)
・合わせて読みたい→競泳水着姿のコスプレイヤーが約60人、謎の大祭「ぴちぱつ祭」がスゴかった
(編集/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)