出産で死亡した娘に託されたが… 生活困窮の遺族が捨てた赤ちゃんを当局が保護
娘の死、そして遺された孫…。育児を任されるもお金がなく困り果てた人物が、赤ちゃんを捨てた。
■当局の決断
トラルテナンゴの自治体トップは、赤ちゃんが捨てられたこと、またその理由が経済的理由であることを知り胸を痛め、「必要なお金は私が責任をもって支払います」と発表。
「(お金の支援が必要でなくなるまで)私が助けます」「赤ちゃんのお母さまのご冥福をお祈りすると同時に、孫を手放した方を神様がお許しくださることを願っています」ともSNSに書き込んだ。今後は州にも働きかけ、近隣の家庭に赤ちゃんを養子として迎えてもらえるよう動くという。
■経済的に苦しい人も
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,789名を対象に調査した結果、全体で37.3%が「日々の暮らしが苦しいと感じている」と回答した。
子育てには、とにかくお金がかかる。老いた家族がいきなり世話を任され経済的に困るケースも考えられるが、その場合には子供・赤ちゃんを捨てるのではなく、自治体などに相談すべきだ。
このほど見つかった赤ちゃんが命を落とさなかったことは、不幸中の幸いだった。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)
対象:全国10代~60代の男女1,789名(有効回答数)